ラブストーリー戦略

こんにちは。まりっぺです。

クリスマスグッズがもうお店に並び始めましたね。
夏が好きな私なのですが、
1年で一番好きな日を選べと言われると
絶対12月25日クリスマスを選びます。

オーナメントとかプレゼントとか見ているだけで幸せ。
私にとっては準備段階から無条件にワクワクする日なのです。

「無条件のワクワク」
誰もがどこかで経験したことのある感情だと思います。

映画を見てるとき、
恋人といるとき、
ダイビングをしているとき、
友人との飲み会の時間だったり。

人それぞれ違う「無条件のワクワク」を
形にして作り出すことが出来たらいいのに。

そしたらお客様にも喜んでもらえて
簡単にお店を盛り上げていくことができるのに…
なんて安易な考えを持っていたのですが、
今回読んだ本で少し考え方が変わりました。

 



飲食店で働いていた時の事を少し話したい。

初めての飲食店、従業員4人で回すような小さなお店に入った。
女性社員が一人いて彼女の後を引き継ぐようにと言われていたが
女将としてお店を回している彼女から教えてもらう暇はなく、
引き継ぎがまともに出来ないまま彼女の最終日を迎えてしまった。

「おかんのいるお店、家に帰るようにお店に来てほしい」

お店のコンセプトに従って、カウンターに女将が立ちお店を回していく。
いいのか悪いのか、キッチン作業以外は大半任せてもらえ
入って間もない間にお店全体を回して行くことになった。

しばらく常連さんの足は遠のき、暇な日が続いた。
「前任の人はお客さんを沢山持っていたから仕方ない」
と言ってくれていたが、私の力不足には違いなかった。

そこで、私なりにいくつかルールを作って実行し始めた。
ほとんどのお客様が仕事帰りによってくれるお客様だったこともあり、
私が気をつけていた事は「居心地のよさ」だった。
職場から家に帰る前にホッと自分の時間を持てる場所の提供が目標。

文に書き出したことはなかったが、書き出してみるとこうなった。

 

  1. お店に来てくれたお客様の居場所を作る
  2. とにかく自分が楽しむお店作り
  3. お客様との会話は情報源
  4. グループできたお客様こそ大事に
  5. 自分の話をして、距離を縮める
  6. その人だけのサービス(約束)を作る
  7. 忙しい時こそ待たせない

 

当たり前のことが多いが、
忙しい店内の中では優先的にする作業が多くあり
それを疎かにするとお店が回らなくなる。
意識しないと意外と出来ていないことをルールにした。

半年くらいするとある程度常連のお客様もでき、
お店には活気が戻ってきた。
そんな時あるお客様に言われた事を思い出した。

『居酒屋の子ってお客を呼んで当たり前、
どこの飲み屋の子でも常連になると連絡先を交換して、
「次はいつ来てくれるの?」「予約入れとこうか」とか
「今日お店空いてるよ」とか営業がある。
でもまりっぺは連絡先は聞いてこないし
久しぶりにお店に来ても、昨日来たみたいに接して、
帰るときも引き止めることもなく、
また都合がついた時に顔だしてねって一言。
なのに何故かそろそろって思って定期的に来てしまうんだよね。』

当時の私からすれば、
その言葉は最高の褒め言葉だったこともあり、覚えている。

そのお客様とは、お店にいる時も特別その人と話すといったこともなく、
お店の料理が好きで来てくれているといった感じでもなかったが、
お店の空気感を好んできてくれているんだろうなと私はその当時思っていた。

今その事を思い返して、自分なりのルールが
ラブストーリー戦略に似ていたのかもしれないと思った。

ラブストーリー戦略
「いいね!がお金に変わる魔法のマーケティング」で紹介されている。
<参考:https://www.amazon.co.jp/いいね-がお金に変わる魔法のマーケティング>

ラブストーリー戦略は7つの項目で書いてある。

  1. 物を売るな、物語を売れ
  2. おもしろそう、モテそうと思わせよ
  3. 五感すべてに訴えかけよ
  4. お客さんと親密になり、一緒に行動せよ
  5. 自分をさらけだせ
  6. ミステリアスな要素を残せ
  7. 期待値1%でも上回り続けよ

 

ラブストーリー戦略とは、
お客様と特別な関係になることを目指すマーケティング
他の会社やお店とは違う土俵で戦って
独自の魅力を生み出すことでお客様から理屈抜きで好きになってもらい、
わざわざ「買って」「これ、いいよ」と言わても、
自然とお客様が買っていくような相思相愛の形

おそらく当時そのお客様とは
意図せず相思相愛の関係を作れていたのだろう。

私が感じた「ラブストーリー戦略」は、
物やお金で表せられない感情
様々な角度からアプローチし
商品やサービスの良さを共感する。
その感覚をお客様自身に自然に感じ取っていただく。

そういった目に見えないやり取りの事を
「LOVE」という理屈じゃ語れない形を表したものが
「ラブストーリー戦略」ではないか。

それこそ私が求めていた「無条件のワクワク感」だ。

そして「無条件のワクワク」と「ラブストーリー戦略
1つ共通すること、それは「共感する」ということ。

ただそう考えると、繁盛している会社やお店からしたら
お店への共感を得るのは基本だ、すでに実行していて当然の事である。

目標としていた居心地のいいお店づくりができ、
お店もそこそこ繁盛してきた時に気づかないといけないこと。

「好き」が最上級になるとそれ以上の物を求めるということだ。
飲食店でいうと、こんな料理が食べたいとか、こんなお酒が飲みたいとか。
それを実現出来ないと不満になりどれだけ他のサービスが良くても現状に飽きてしまうのだ。

「相思相愛」の関係に終りがくる。

もちろん、お店のメニューを変えるなどの見直しは必要ではある。
「好きだから行きたい」から「ここにいると安心する」
そんなお店に思ってもらえる感情の更新をすることが必要だ。
付き合いたてのカップルが、信頼のできるパートナーになるように
そうした安定的な関係を作っていくことが必要なのだ。

無条件のワクワク」と「ラブストーリー戦略
どちらも共感を生むスタートである。
共感が生まれた後それをどういかしていくかが大事である。

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