小学生ヒグマさん(前編)

タマの「旅立ち」(詳しくは「泣き虫ヒグマさん」参照)から月日が流れヒグマさんは小学生になります。

小学生、、、

今思うとヒグマさんは小学校時代に起きた「出会い」「出来事」がその後の人生=現在の
人生に大きく影響を与えていると思います。

ヒグマさんの通っていた小学校は、大阪市内のそこそこ真ん中にありました。
かなり近い範囲で5つの小学校が存在しており、そのうちの1校になります。

他の4校は1学年平均3クラスほどあるのに対して、ヒグマさんの小学校は1学年/1クラスという小規模な学校でした。

ということは、1年生~6年生までの6年間クラス替えがなく、転校などがない限りずっと同じメンバーで小学校時代を過ごすことになります。

小学生低学年のヒグマさんはそれはそれはひ弱で、人と話す事も苦手、力もなく、運動神経もまるで皆無。勉強に関しては可もなく不可もなくと何とも言い難く、トロトロしていたこともあり、食べる事以外(びっくりするぐらいよく食べる小学生でした。)は何の取り柄もないお子様でした、、

そんな何の取り柄もないお子様があろうことか、兄が作ったサッカーチームに小学1年生の時から半強制的に入れられることになります。メンバーは同じ小学校のクラスの友だち+他4校の学校から集まった同級生達。

同じ小学校のメンバーはママさん達の口コミで、他の地区からも地元タウン誌で知った4校の小学校から集まってきましたこの「小学校6年間一緒のメンバー」+「サッカーチーム」の環境がその後の人生に影響をあたえる「出会い_その1」になります。

話はかわりますが、ヒグマさんの家はまぁまぁ裕福でした。
祖母と曾祖母で築いた会社を2代目として父が経営。
家も大阪市内に2軒保有しており、1軒は祖母と曾祖母が、もう1軒はヒグマさんファミリーが住んでました。毎週末親戚や近所の仲のいい家族を呼んでホームパーティをしていました。

その裕福な財を築いた祖母と曾祖母は孫に甘く、欲しいものは手当たり次第に与えてくれ、嫌なことはしなくていい、したいことだけしなさい。というどこかのドラマに出てきそうな典型的なお金持ち親役の人が言うセリフをよく聞いていた記憶があります。

その裕福な家に異変が起きます。

 小学校3年生ぐらいから、ヒグマさんは家の中の空気がピリピリしていると感じるようになります。
親、祖母、兄は何かヒグマさんに隠しているようですが、小学生は思った以上に敏感です。空気の変わり方に徐々に気づきます。

そのうち見たことのない3人の人が夕飯時家に入ってきて、家の中を確認しています。
確認している2人はすごく申し訳なさそうに、案内している1人は何か楽しそうに家の中を確認しています。

この頃から父と母はいつも喧嘩をしていて、父が家に帰ってこない日がよく続きました。
そんなある日にヒグマさんの住んでいた家は他の人のものになります。

理由は父親の借金でした。

家に来ていた人は購入者。楽しそうにしていた人は不動産会社の人でした。
何の事かよくわからないまま家を出る事になりましたが、母から「今日からおばあちゃんの家で寝るんだよ」と言われ無邪気に喜んだことを覚えています。

当時からヒグマさんはおばあちゃん子で、よくおばあちゃんの家に泊まりに行っていたのですが、それが毎日になると聞くとそら喜びますよね。
兄と母がどこに住むのかなど、全く考えず喜んでいました。

後でわかったのですが、兄と母が住む区域はヒグマさんの小学校区域外で、一緒に住めば転校しなければいけなくなる区域であった為、おばあちゃんに預けることにしたそうです。

ここから当時良く事情はわからないまま、兄と母、どこかにいる父とバラバラな生活が始まります。

小学生ヒグマさん(中編)につづく。

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